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平成16年のできごと

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進捗状況 平成16年

  1. 第6回勉強会
  2. B工務店さんより第2案の提出
  3. のり面工事見積
  4. 空調見積提出
  5. 空調を考える
  6. 第2回B工務店さんとの打ち合わせ
  7. 11月も勉強会中止
  8. 寄付額50万円!?
  9. またもや勉強会中止
  10. B工務店さんを訪問
  11. 勉強会中止
  12. 頓挫
  13. 第三回勉強会
  14. 第二回勉強会
  15. 現況調査報告
  16. 現調
  17. 第一回勉強会
  18. 金剛組さんとの出会い
  19. 勉強会立ち上げ
  20. 発心(ほっしん)

■ 立ち上げ
平成11年に立ち上げた「伽藍研究会」は、檀徒の建築関係業者さんが中心の会議でした。定期的に境内の立ち入り調査を実施し、不具合箇所を確認、責任役員会へと連絡するという流れでした。
住職としては、土蔵や隠寮屋根の修理や傾きかけた庫裡の大修理などを念頭において立ち上げました。
しかしここでは、その意に反して土蔵などの修理は長福寺通常会計より拠出して修理すること、庫裡についてはまだ耐用年数が来ていないなどの答申がなされていました。
住職自身も、庫裡を建て替えようなどという考えはまったくありませんでした。 本堂の縁側土台陥没による柱の「浮き」や土蔵なまこ壁の崩壊。
一度も葺き替えたことのない、ガタガタの瓦が…


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■ 発心(ほっしん)
平成16年春、住職は大本山妙心寺派遣の巡教師(説教師)として大分県に出講していました。3月16日開教寺院のひとつ、丈六寺さんに立ち寄った時の事です。
その本堂の機能性に、目を奪われました。ご住職の考え方でしょうか、半地下に掘り込まれた基礎から立ち上がる本堂の美しさに魅了されました。
「いいなぁ、こんな庫裡が欲しいなぁ」と心底思いました。ご住職との会話の中で、
「うん、それは今やるべきだ。鉄鋼は北京オリンピックの需要で、若干値上がりが始まったが普請をするのは今しかないぞ。」
この言葉に、私の中に眠っていた何かが目覚めた気がしました。
丈六寺本堂全景
一階半地下の大広間より、山門方面を臨む(丈六寺)


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■ 勉強会立ち上げ
平成16年4月7日、春の定期巡教によるお説教の会が開かれました。
先だって、総代会・地区役員会を開催。
席上、地区役員の皆様方に「庫裡の現状を理解いただき、何らかの策を講ずるために勉強会を立ち上げてみたい。ご了承をお願いしたい。そして、5年の内にその結果を出したい。」と懇願し、了承を得ました。


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■ 金剛組さんとの出会い
4月、詳しい日程は書き留めてありませんが、大阪市にある社寺建築のゼネコン「金剛組」さんを紹介頂き、とりあえず現況調査を行って頂きたい旨伝えました。


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■ 第一回勉強会
平成16年5月7日、メンバーの選定が終わり第一回目の勉強会を開催。
メンバーは、総代、地区役員からの選抜、一般檀徒からの選抜、若手檀徒からの選抜プラス伽藍研究会のメンバーです。

まずは、現況の把握からしました。
席上、住職の知り合いである明石市大蔵院さんのご紹介による、大阪の金剛組さんに現状調査をお願いすることを報告いたしました。

会議資料はこちらをご覧下さい(PDF形式)。

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■ 現況調査
平成16年5月14日、金剛組さんによる現地調査が行われました。先方から5名のスタッフが訪れ、細部にわたって調査が行われました。


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■ 現況調査報告
平成16年6月1日、住職が大阪へ出向き、金剛組さんによる現地調査調査報告が住職へ手渡されました。


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■ 第二回勉強会
平成16年6月4日、第二回目の庫裡改修のための勉強会が行われました。
金剛組さんより、近い将来の自然倒壊の心配はないが、大きな手入れは必要との報告が行われました。
保存修理による改修費用、1億3000万円。
新築による改修費用、1億5000万円。
裏土手、のり面工事、800万円など詳しい金額も出して頂きました。
共に、今後の工事のたたき台となる平面図も提出頂き、一気に具体化してきました。
しかしながら、保存修理か改築かを決定するにはまだ時間がかかりそうです。
焦る住職に、総代さん達の「ゆっくり、ゆっくり」の声がかかりました。

会議資料はこちらをご覧下さい(PDF形式)。

 


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第三回勉強会
平成16年7月2日、第三回目の庫裡改修のための勉強会が行われました。
金剛組さんより、保存改修・新築共に式典費用まで含めて2億円の事業になると報告がありました。多くの事業をこなしているプロフェッショナルの意見だけに、全員沈黙。
一人気を吐く住職だけが、浮いていました。
この時点で、新築推進派が多くを占めましたが、事業費が大きく立ちはだかります。
夏休みを頂いて、次回は9月2日に最下位の予定を組み閉会。

会議資料はこちらをご覧下さい(PDF形式)。

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■ 頓挫
8月の早い時期に、住職にとっては信じがたい大事件が起こりました。
庫裡改修への熱意が一気に冷めるような大事件でした。


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■ 勉強会中止
何としても勉強会を行う意欲が無く、第4回勉強会は中止となりました。


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■ B工務店さんを訪問
この重い空気は、2億円の壁にあります。
木曽福島の空気は、「2億なんてとんでもない!」と言っています。
一軒50万円平均の寄付なんてごめんだよ。
第一、和尚はいくら志願金をだすつもりなんだ。
この重い空気を打破するには、勉強会を再開するしかない。
「お盆が終わったら、あの人のところへ行こう」、いつしかそう思うようになりました。
弊寺檀家出身の宮大工、堺市のB工務店さんです。
C家の法事の際、「わし宮大工やってまんねん、何かあったら連絡してや。安くやりまっせ」国宝建築物の修理を手がけている棟梁とは、思ってもみませんでした。
9月6日、藁にもすがる思いで訪れたB工務店は会長が温かく出迎えてくれました。
「えっ?わしに木曽で仕事させてくれるんか」驚いた顔の会長を今でも忘れません。


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■ またもや勉強会中止
第5回勉強会も中止。
大事件から一ヶ月が経ちました。
委員の皆さんから早期再開の声が出てきました。


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■ 寄付額50万円!?
10月31日、花園会協議会の席上。
地区委員さんより、「庫裡改築の話が、町中でも聞かれるようになった。2億円の仕事になると、一軒50万円の寄付になる。いったいどういう事か」との質問が出される。
「何も決まっておりません」と答弁した住職と総代さん。「早く勉強会を再開しよう」との意見で一致。
B工務店さんからの連絡が遅れています。


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■ 11月も勉強会中止
もう、失敗は許されない。
慎重に事を運びましょう。
B工務店さんより、多忙のため図面が引けないとの連絡あり。


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■ 第2回B工務店さんとの打ち合わせ
11月10日、B工務店さんの会長と社長がそろって来山。
庫裡改修工事は、新築しかないという住職の意気込みをくみ取って、第1案を提出して頂きました。
松原工務店第1案拝見させて頂いた庫裡は、現在の「仮本堂」から庫裡に流用している建物のイメージそのまま・・・。「申し訳ありません、あまりにもイメージが似すぎています」と前回の打ち合わせでお話しできなかったことをじっくりと相談させていただきました。
4時間以上に及ぶ打ち合わせの後「よっしゃ、わかった」と言われた会長。
次回の図面に期待をかけます。


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■ 空調を考える
11月12日、木曽は寒さとの戦いです。
特に冬の空調には気を遣います。本堂の方丈は、先住職が超寒がりということもあり、昭和40年代には驚きのセントラルヒーティングを導入。当時IHIさんのカタログにも「当社の空調を導入し、ご満悦の住職」として登場しました。おかげで快適な方丈になりました。
近隣のお寺さんにご紹介いただき、名古屋の空調社さんと打ち合わせ。
B工務店さんの図面を手渡し、設計見積をお願いいたしました。


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■ 空調見積提出
名古屋の空調社さんが、再来山されました。
空調の見積額、1200万円だそうです。
お帰りにはしっかりと、空気清浄機を売って行かれました。


■ のり面工事見積
このスレッドにはあまり登場しませんでしたが、住職が信頼を置く「加藤組」さんより、のり面工事の見積が提出されました。ブロック積み工事で1500万円、自然石積み工事で1800万円の見積です。
社長の晋悟さんにお願いして、自然石で1500万円の回答を頂きました。


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■ B工務店さんより第2案の提出
松原工務店第2案12月初旬、会長より第2案の提出がありました。
12月6日の勉強会へ向けて、急いで描いてもらったものです。
多少腰が高い感じがしますが今回はスタイルの良い切妻屋根になっていました。
ああ、感激。
失敗は許されません、図面と予算案を持って総代さんを個別に回り理解を求めました。


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■ 第6回勉強会
12月6日、幻の勉強会2回を含め、通算6回目の勉強会が開催されました。
ある意味では勝負です。B工務店さんから頂いた見積に、それぞれの事業を加えると1億7000万円。
募在額は1億円。初めて、寺側の志願金7000万円の計上をしました。
地元出身のB工務店さんが施工するということ、事業費が節約されたことで委員一同の態度が軟化。
この線で、第一回中間報告会を新年早々に行うことを決定。
おかげで、良い正月が迎えられそうです。

会議資料はこちらをご覧下さい(PDF形式)。

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